・三ツ沢の夜。~愛だよ、愛。~★三ツ沢の夜。~愛だよ、愛。~ NHKの「サンデースポーツ・城彰二特集」を見る。 ええ番組だった。泣けた。 スペインリーグの2得点シーンとその直後の中国戦での怪我の場面(これ当時夕飯食べながらナマでみてたんだよ。足を引きずってるのを見てあまりのショックに食が進まなくなったのを覚えている)。天国から地獄へ。泣けた。 大好きな山口素さんのコメント 「あのやんちゃ坊主が大人になって・・・」に泣いた。 城嫁の言葉「ボールが来ないっていうけど、あなたもそのチームの一員なんだよ」に泣いた。城嫁最高。いままで彼を支えてくれてありがとう。 城娘、夢叶ちゃん。目元が城そっくりじゃね~の。泣けた。あなたはお父さんの夢を叶えるために生まれてきたんだね。 プライドを捨てどん底からのリスタート。「失うものは何もない」 と同時に「守るべきものがある」。それは自分のプライドなどではなく、勝利の喜びや夢を分かつことができる自分以外の誰か。 家族。仲間。サポーター。 城彰二は横浜FCでそれを見つけた。 そして新しい夢を見つけた。 「このチームに来られてよかった」 幸せそうな最高の笑顔と、その言葉が聞けて良かった。 * 「サポーターが行きたいんじゃなくて俺たちが行きたいんです」@ジョホールバル直前 の言葉でわかるとおり 「俺が」点を取る、「俺たち(アトランタ世代)」で勝つ、「俺は」スペインに行く・・・ んなことばっかり言ってた城彰二が どん底で苦労して得たもの どうやらそれは「愛」だった 自分を拾ってくれたチームを愛し サポーターを愛し、愛され 家族を愛し、愛され サッカーへの愛に気づき、それに人生を捧げることを決意した 彼が最後に見た夢「J1昇格」は、自分ひとりの夢ではなかった 三ツ沢の丘に集う誰もが皆が、長年描いてきた夢たった 自分以外の皆の想いを乗せて、彼は最後のシーズンを走りきった そしてようやくみんなの夢を叶えた彼が 最後の最後に私たちに向かって放った言葉は 「横浜FCを、愛してください」 ・・・このときのhakaの想いをどう伝えればいいだろう? 言葉はその人を映す鏡 「愛してください」という言葉は、愛した人からしか出てこない だからそのときわたしは全てのことに感謝した 幸も、不幸も * 彰二は代表でも マリノスでも叩かれることが多かった 試合後、彼に対する罵声を聞きながら帰ることも多かった どちらかといえばヒール役だった だから キングジョーショージ♪と称えられ FCサポに愛されている、いまの城彰二を見て 胸が熱くなった 彼が「ほんとうに」ピッチを去る間際 ウィンドブレイカーをゴール裏に投げ込んだ するとそれに答えるようにゴール裏から 彼らの魂の象徴である青と白(ブル・ビアンコ)のタオルマフラーが飛んできた 彼はそれを嬉しそうに首に巻いた 先日のNHKスポーツニュースでの「城彰二特集」で その時の青白マフラーを巻いた彰二の写真パネルが飾られていた とびっきりの、いい表情だった * 三ツ沢の孔雀は愛に満たされていた そうか 私はいちばん見たかったのは 彼が皆を愛し、皆から愛されているところだったんだ そう、思った。 じかんよとまれ よろこびのこのときを うちなるせつなとえいえんに しあわせなおかからのかえりみち よぞらにかがやくほこらしげなるしろいつき うれしかなしでなみだとまらず じかんよとまれ (2006/12/02) ジャンル別一覧
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